ダイソーの出刃包丁で砥石を捌いてみた



出刃とは名ばかりの出刃包丁ですが侮れませんぞ

出刃に刺されている砥石ですが私が初めて買ったKAIのコンビ砥石です
番手は使いやすい#600・#2000で、砥ぐ楽しさを教えてくれた砥石でもあります

じゃあなんで?っと思うかも知れませんがどうにも荒砥石が面直しをしても
細かいゴリゴリが出てしまうので切り離してそれぞれ別の用途で使おうかと考えました



まず接着を弱めるために煮ます
沸騰したら弱火にして30分くらいコトコト煮ましたよ



隙間が少しできたので小さいマイナスドライバーを入れ少し隙間を広げたら
大きいマイナスドライバーを刺しました

1.5ミリ位の隙間が出来たのでそこに包丁をいれ接着を裂いていきます(扉の写真)
本物の出刃包丁なら入らない隙間でもダイソーの出刃包丁なら入ります!
だって身厚が1mmしか無いからね



接着が切れるとバカっと砥石のヒラキが出来ましたよw



砥石に糊が付いたままなので、これまた出刃包丁で削いでいきます

切る、裂く、削ぐ、包丁の使い方としては合ってますが
何か間違っている気がしますねw



綺麗に削げましたので仕上げをします



面直しの要領でダイヤモンド砥石に当てて研ぎます
糊が残っていると研げない違和感を感じますので
そんな時は出刃で少し削いであげます


ツルツルになったら完成です
少し色が染み付いていますがこの面は裏になるので気にしません

#2000の中砥石は吸い付くような砥ぎ味なのでこのまま使い
#600の荒砥石は割って小さい砥石として使おうと思います

しっかし色々な意味で万能に使える出刃包丁ですね